人気仏具LEDろうそく、LED線香とは?メリットと選び方を解説

人気仏具LEDろうそく、LED線香とは?メリットと選び方を解説

ろうそくと線香は仏壇に欠かせないものです。しかし、火を使うため火事の心配や小さな子供や高齢者による事故が起きないか不安に思う方も少なくないでしょう。
そこで、近年では「LEDろうそく」や「LED線香」が人気となっています。本物のろうそくや線香の雰囲気を感じられるため、仏壇に置いても違和感なく活用できることが特徴です。
今回は、ろうそくと線香が仏壇に必要な理由と、LEDろうそくやLED線香を使用するメリットと選び方をご紹介します。



仏壇にろうそくと線香が必要な理由とは?

そもそも、なぜ仏壇にろうそくと線香が必要なのでしょうか?まずはその理由について解説します。

 

仏壇にロウソクが必要な理由

線香に直接ライターやマッチで火をつけることはNGのため、線香に火をつける道具として必要なことと、ろうそくの灯りはこの世とあの世をつなぐ道標となると考えられているからです。また、ろうそくの灯りは不浄なものやけがれを祓い、清めてくれると言われています。

 

仏壇に線香が必要な理由

四十九日の間は「故人が食べ物に困らないように」といった理由から線香の火を絶やさないようにします。四十九日の後は、線香をあげることで仏様になった故人と心を通い合わせることができると考えられています。

 

LEDろうそく・LED線香とは?メリットを紹介

LEDろうそく・LED線香とは、LEDの光によって火を使わず本物のろうそくや線香のような演出をするものです。「電気ろうそく」「電気線香」と呼ばれることもあります。

 

LEDろうそく・LED線香は火災の心配なし

火がついたろうそくや線香は、予期しないことから火災に発展する可能性があります。その点、LEDろうそく・LED線香であれば、火を使用しないため火事の原因になりません。

 

線香を長時間灯す場合も安全

線香は、基本的にすべて燃えるまで使用します。外出する場合は「見ていない間に何かの拍子で燃え移ってしまったら」と心配になることもあるでしょう。LED線香であれば、そういった懸念も不要です。

 

LEDろうそくはライターやマッチ不要

ろうそくに火をつける必要がないため、ライターやマッチが必要ないことがメリットです。小さな子供がライターやマッチで遊んだり口に入れてしまったりする心配がありません。

 

LEDろうそく・LED線香の選び方

近年人気の仏具であるLEDろうそくやLED線香には色々な種類があります。選び方をご紹介します。

 

LED線香は宗派に合わせて選ぶ

線香と言えば立てて使うイメージがあるかもしれませんが、浄土真宗の場合、寝かせて使用します。LED線香は、線香が直立のものと横置きのものが用意されていることが多いため、宗派を確認し、合ったものを選びましょう。

 

LEDろうそくはデザインで選ぶ

LEDろうそくは、シンプルなものから華やかなものまであらゆるデザインのものが販売されています。仏壇や部屋の雰囲気に合わせて選ぶといいでしょう。

 

コードレスかどうかで選ぶ

LEDろうそくやLED線香はコードタイプのものとコードレスな電池式タイプのものがあります。仏壇付近にコンセントが無い場合は電池式タイプを選ぶなど、ご自宅の間取りを考慮して選ぶことがおすすめです。

 

おすすめのLEDろうそく・LED線香

冠婚葬祭の専門店 福正堂より、おすすめのLEDろうそく・LED線香をご紹介します。

おすすめのLEDろうそく- LEDろうそく 火を使わないロウソク 電池式 蝋燭 仏壇用 小

どのような仏壇にもマッチするシンプルでコンパクトなLEDろうそくです。炎の先端部分をプッシュするだけで点灯・消灯を切り替えられる手軽さもポイント。
煙が出ないため、煙の匂いや天井汚れが気になる方におすすめです。明るい黄色LED使用で球切れの心配はありません。

LEDろうそく 電池式 電気ろうそく

詳しくはこちら

 

おすすめのLEDろうそく-ゆらぐLEDろうそく キャンドル 電池式 LEDロウソク 蝋燭 仏壇用 蓮

まるで本物の炎のようにゆらぐLEDろうそく。本物のろうを使ったリアルな質感もおすすめの理由です。
華やかな蓮のデザインもポイント。コードがない電池式のため、どのような場所にでも置くことができます。

LEDロウソク

詳しくはこちら

 

おすすめのLED線香-LED線香 火を使わない電池式 仏壇用 自動消灯

倒れても安全な赤色LEDを採用しているLED線香です。連続点灯と自動消灯モードの切り替えが可能で、自動消灯の場合は5分後に消えるため消し忘れの心配がありません。
煙や匂いが出ないため、匂いが気になる方にもおすすめです。

LED線香

詳しくはこちら

 

まとめ

近年人気の仏具、LEDろうそく・LED線香についてご紹介しました。ペットや小さな子供、ご高齢の方がいらっしゃる場合、火を扱う物が家にあると気をつかいますよね。LEDろうそく・LED線香なら家事や事故の心配なく、仏具として使用できます。
冠婚葬祭の専門店 福正堂では、他にもあらゆるLEDろうそく・LED線香を取り扱っています。ぜひ参考にしてくださいね。

← 前回の記事 次の記事 →

ブログ

RSS

弔事用の封筒の選び方(心を込めた贈り物の第一歩)

町野直人

日本の文化において、弔事は故人を偲び、ご遺族へ哀悼の意を伝える大切な機会です。その際に用いられる封筒には、贈る側の心遣いや礼儀が表れます。ここでは、弔事用の封筒の正しい選び方と使い方について、場面ごとの例を交えながら詳しくご紹介いたします。 1. 弔事の種類と封筒の選び方 弔事では、宗教や地域によって封筒の表書きや水引の色・結び方が異なります。以下は主な種類です。 仏教 御霊前:通夜・葬儀(故人が仏になる前) 御仏前:法要(四十九日以降、成仏された後) 御香典:宗派を問わず通夜・葬儀に使用可能 御布施・御膳料・御車代・御塔婆料・御経料:僧侶・寺院への謝礼や供養費用 神道 御玉串料・御神前・御榊料:神式葬儀や神事への謝礼 キリスト教 御花料:葬儀における献花の代わりとして贈る金品 その他 御淋見舞:通夜やご遺族へのお見舞いとして使用。自由な表書きとして、幅広い場面に対応。 2. 封筒の種類と用途 表書き 使用シーン 利用目的 御霊前 通夜・葬儀 故人の霊前に供える金品 御仏前 法要...

記事を見る

お祝い用の封筒の選び方(心を込めた贈り物の第一歩)

町野直人

日本の文化において、お祝いの場は人生の節目を祝う大切な機会です。その際に用いられる封筒には、贈る人の心遣いや礼儀が表れます。ここでは、お祝い用の封筒の選び方について詳しくご紹介いたします。 1. お祝いの種類と封筒の選び方 お祝いにはさまざまな種類があります。結婚、出産、入学、卒業、新築など、それぞれの場面に適した封筒を選ぶことが大切です。   結婚祝い 一度きりのお祝いであるため、紅白または金銀の「結び切り」の水引がついた封筒を選びます。表書きは「寿」や「御結婚御祝」などが一般的です。 出産祝い 何度あっても喜ばしいお祝いであるため、紅白の「蝶結び」の水引がついた封筒を選びます。表書きは「御出産御祝」や「御祝」などが適しています。 入学・卒業祝い こちらも「蝶結び」の水引がついた封筒を選びます。表書きは「御入学御祝」や「御卒業御祝」などが一般的です。 新築祝い 新しい門出を祝うお祝いであるため、「蝶結び」の水引がついた封筒を選びます。表書きは「御新築御祝」や「御祝」などが適しています。 その他のお祝い関連封筒 御車代 慶事における来賓への交通費として、感謝の気持ちを込めてお渡しします。 御祝 出産、長寿、新築、昇進など、何度あっても良いお祝いごとの贈り物に添えてお渡しします。 御礼 お祝いや日常のご厚意に対する感謝の気持ちを込めてお渡しします。 お見舞 病気や災害に遭われた方への励ましとお見舞いの気持ちを込めてお渡しします。 御餞別 転勤・退職・卒業など門出に際し、感謝と応援の気持ちを込めてお渡しします。 初穂料 ご祈祷や神事に際し、神職への感謝の気持ちを込めてお渡しします。 寸志 ご尽力いただいた方への心ばかりのお礼として、式典や会合時にお渡しします。   2. 封筒のデザインと素材 お祝い用の封筒は、華やかで明るいデザインが好まれます。金箔や銀箔が施されたもの、和紙を使用したものなど、さまざまな種類があります。贈る相手やお祝いの内容に合わせて、適切なデザインと素材を選びましょう。...

記事を見る